◎解説
「無頼」とは、単なるアウトサイダーやドロップアウトのことではない。人としての心の持ち方、生きる姿勢のことをいう。情報や知識、主義やイズム、他人の意見や周囲の評価……安易に頼るな、倒れるな、自分の頭と身体でこの世の波瀾万丈を突き抜けろ。ギャンブルや恋愛から、仕事、社会、戦争、死生観まで総まくり、著者ならではの経験と感性から紡ぎだされる「逆張り」人生論!
自分は無頼だからただ突き進めばいい、というのは単なる自信過剰にすぎない。そうではなくて、自分はどうしようもない人間で、ひどい怠け者なんだ、と自分自身の弱さをとことん知っておくことが無頼の大前提です。「俺は救いようのないダメな人間だ。世の中で一番怠け者かもしれない」そう自覚して、そこから動き出す。そういう人はなかなか負けるものではない……(本文より)
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